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2018年 9月 15日 人は落ちないと上がれないんですね。

こんにちは。2年目担任助手の池山です。

今年の夏は酷暑でしたね。東南アジアのほうが涼しかったです。

そんな夏も終わり、秋へと季節は変わっていっております。

四季を楽しめるというのも日本の良さの一つですよね。

僕は一年中夏がいいんですけどね。

 

 

さて、本日のテーマなのですが「受験での失敗談」です。

簡単にみつかりました。

第一志望校に落ちたことですね。

 

今回のブログは、「戦略通りに進んだ受験で、なぜ池山青年は第一志望に受からなかったのか」

その謎を解き明かしていくことにしましょう。

 

自分は現役時代、筑波大学社会・国際学群国際学科を志望しておりました。

国立志望の為、Marchレベルの大学はセンタ―利用で多く獲得し、私大対策の負担を減らし、

2次試験対策は国立の記述対策に専念できるようにして、確実に第一志望に受かる、

という計画をたてておりました。

 

では実際のところどうなったのか。

 

予定通りセンター利用入試で多くの合格を勝ち取ることができました。

 

順風満帆。そうおもっていました。

しかし、「十分」な対策をして臨んだ肝心の国立に落ちる、という結果になってしまいました。

 

センター試験もうまくいった、2次対策もやれるところまでやった。

なぜ落ちたのか。池山青年、当時は理解できませんでした。

 

そして、時がたち冷静になり受験の総括をしてみると落ちた要因とそこからいくつかの

教訓を得ました。

 

要因① 2次試験対策が甘かった。

センター試験対策に比重が偏りすぎていて2次試験対策がどうしてもおろそかになっていた

のかもしれません。しかし恐ろしいのは自分でその自覚がなかったことです。

「もう2次試験対策はばっちりだ、センターをやろう」

と自分である程度線引きをしてしまったのだと思います。

皆さんはどうですか?「十分やった」と勝手に決めすぎてないですか?

その言葉によってその事象から逃げようとはしていませんか?

結果、失敗に終わったのならそれはつまり「十分ではなかった」ということなのです。

そして、結果を待ってからでは遅すぎますよ。

 

教訓その①「もう十分」は存在しない

 

要因その② 少なからず慢心があった。

要因その①と関係していると思いますが、いくつか合格が出てくると「最悪落ちても・・」

という気持ちが出てきたのかもしれません。確かに受験の終盤には勉強になかなか集中できない

といったことがありました。

やはりそういうのを防ぐためにも第一志望校を「なんとなく」ではなく

「ここじゃなきゃダメなんだ!」という強い気持ちで選んでおきたいですね。

 

教訓その② 欲するものには強い意志からくる欲求が必要。

 

要因その③ 思い付きの勉強計画

振り返ってみると結構思い付きで「あれもやらなきゃ」「これもやらなきゃ」

で勉強計画を立てていました。

つまり、目先のやりたいことだけで、実際の弱点や記憶があいまいなところはあまり見えていなかったということです。

案の定、受験本番で記憶があいまいな部分を書かせる日本史の記述が出題され、うまく書けませんでした。

何が必要で何がいらないのか。

どこに時間をかけてその時間はどこの部分に充てる時間を減らすことで捻出できるのか。

先見の明と洗練された取捨選択能力が受験では必要になってくるようですね。

 

教訓その③ やり遂げるためには計画をきちんと立てる。

 

これらが僕が受験生活を経て、得られた教訓たちです。

失敗とは人間だれしもしてしまうものです。

では失敗を繰り返す人とそこから這い上がる人、何がちがうのか。

それはきちんと振り返ることが出来るかです。

 

失敗から目を背けて「なかったこと」にしてしまうのか。

それとも「教訓を得た」ととらえて次へ進むのか。

 

人生とはいつも何かしらの選択の連続なんですね。

 

「He who moves not forward, goes backward.」

~ゲーテ~

 

明日のブログは増田担任助手。

多くの挫折と成功を繰り返してきた(と思われる)

尊敬する偉大なる人生の大先輩は何を語るのか。

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