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2020年 5月 29日 【おすすめの復習方法】岩倉明音
こんにちは!担任助手1年の岩倉明音です。
もう5月も終わりですね。
私は大学の課題やらオンライン授業やらで忙しかったのもあり
なんだかあっという間に感じますがみなさんはどうでしょう?
さて今回のテーマはおすすめの復習方法です。
今回私は復習のタイミングを中心に復習方法について紹介していきたいと思います。
皆さんはエビングハウスの忘却曲線というのを目にしたことはありますか?
非常に有名なグラフなので知っている方もいるかもしれません。
意外と間違った説明も多いのがこのグラフですが、
ここでそのもの自体をきちんと説明すると長くなるので割愛させていただきます。
(興味のある人は調べてみてください)
簡単に言えば、覚えなおす手間=節約率として考えた時、
どのタイミングでの復習が最適かがグラフからわかるということです。
初めて習った日の夜や1日後、3日後など時間をおかずに復習すれば
最初に覚えた時よりも楽に覚え直すことができます。
逆に30日以上の間隔があいてしまうと
最初から覚えなおすのとほぼ変わらない状態になってしまいます。
そして理想的な復習のペースは
その日の夜、1日後、1週間後に繰り返すことです。
実は海馬が情報を一時的に保存しておく期間(短期記憶の期間)は、
約30日間だということが分かっています。
30日を過ぎると短期記憶の中から忘れ去られてしまうわけです。
最初に覚えた時から30日以内に何度もくり返し同じ情報をインプットし続けることが、
長期記憶にするために大事なことです。
そして、それから少し時間をあけて再び復習することによって
長期記憶から素早く情報を引き出す回路を作ることができます。
反復学習が大事ということは耳にたこができるほど聞いていることではあると思いますが、
科学的にも裏付けられている言葉なのです。
これを単語の学習にも生かすと
単語帳を短いスパンで1周して何回も何回も繰り返すといったこともできますし、
わたしもおすすめの方法ですが、詳しくはまた別の機会に紹介したいと思います。
復習のタイミングについて主に紹介してきましたが、
ほかの担任助手のブログも参考にしながらぜひ実行してみてください!
明日のブログは坂本担任助手です。