【最後のブログ】小川咲喜 | 東進ハイスクール 船堀校 大学受験の予備校・塾|東京都

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2022年 4月 18日 【最後のブログ】小川咲喜

こんにちは!担任助手の小川です

突然ですがこの度私は担任助手を卒業することになりました

これが最後のブログになるので、今私がみなさんに一番伝えたいことを書きたいと思います

 

それは“努力”についてです

“努力は必ず報われる”という言葉がありますよね

私はこの言葉を信じています

しかしこの1年、いろいろな人とかかわる中で

「この人は頑張っているのになぜ報われないのだろう」、

逆に「そこまで頑張っていないのにこの人はなぜうまくいくんだろう」

と考えることが何度かありました

そこで私なりに考えた結果、

努力と頑張りは別物であるという結論にたどり着きました

 

頑張るという言葉は本来「我を張る」という表現で示されていたらしいです

この文字に示されている通り、

頑張るというのは自分の考えを貫き通すために力を尽くすことを意味します

一方で努力するという言葉は、辞書で調べると、目標実現のために力を尽くすこととでてきます

努力は、目的とその目的に対する適切な行動があってはじめて努力だと言えます

大学受験に当てはめると、

例えば世界史で用語集を隅から隅まで頑張って全部詰め込んだけど、試験ではただ用語を覚えているだけでは通用しない因果関係を問われる問題が出て得点できなかった

というような感じでしょうか

膨大な暗記量をこなしたのに受験は失敗に終わり、

その人は自分の努力は報われなかったと思うでしょう

しかし用語集をすべて暗記したのはただの頑張りであって、努力ではありません

同じ学習量で、参考書や資料集もうまく使い、必要な知識・そうでない知識を取捨選択して勉強していれば、

その人の努力は報われたはずです

努力のかたちは目的によってさまざまで、だから他の事や他人と比べることはできません

私は賢く勉強できる方ではなかったので、遊んでいるのになぜか点数が良い人に対してずっと不公平だな~と思っていました

でもこれは努力の仕方が上手いか下手かの問題で、できる人はみんな努力しているのだと思います

同じ目的でも少しの努力で成功できる人と沢山努力しないと成功できない人がいます

差があるのは悔しいけど、でもいい意味で考えれば

どんな人やどんなことでも目的と行動がかみ合った努力をすれば必ず報われるってことですよね

だから勉強や成績で行き詰ったとき、いったん自分は正しい努力ができているのかを考えてみてください

もしただの頑張りだったのなら、それを努力に変えるために先生や先輩に成功例を聞いて計画を立て直せばいいし、

正しい努力ができているのであればあとは実を結ぶまで苦しいけどその努力を信じてひたすら続けるだけです

とにかく何度か失敗したからといってすぐに投げやりになったり諦めてしまうのではなくて、

叶えたい夢や目標があるならずっとずっと努力できる人はかっこいいし、私自身もそうありたいと思います

努力している人は絶対に報われるべきだし、報われます

このことも、この1年東進の担任助手として生徒とかかわった中で強く感じたことです

 

みなさんが志望校に合格できること、これからもずっと応援しています!

1年間、本当にありがとうございました!

 

明日のブログは新担任助手の木下くんです!

おたのしみに!